いであつしの 『hibidasu』
◎ 甲府の冷しほうとうの後悔
某月、某日。夏休みに、甲府に行ってきた。甲府といえば名物は何か?ほうとうである。
でもなぁ、甲府っていうと天気予報の最高気温にいつも名前が出るただでさえスゲェー暑いとこなのに、その暑い中、さらに煮こみうどんみたいな熱いほうとうを食べるというのは、気温が30度を超えたらちょっと細かい動きをしただけでも大汗をダラダラと滝のごとくかいてしまうデブには、拷問に等しい。
そしたらなんと驚いたことに、甲府で入ったお店のメニューに「冷しほうとう」なるものがあったのである。冷しほうとう…。なんだか失敗しそうな気もするけど。
そういえば、こないだ近所のラーメン屋で「冷しラーメン」ってやつをは初めて食べてみたのだが、冷しラーメンと冷し中華は、まったくの別物だということがよーくわかった。冷しラーメンは冷えたラーメンなのだ。全然うまくなかった。潔くラーメンにすりゃよかった〜と、ものすごく後悔した。
今年の夏は、そういう「冷しナントカ」がやたら流行ってるみたいで、大塚食品の「冷しカレー」ってのも、食べてないけど食べたらきっと後悔するに決まってる。両国の蔵間の店には「冷しちゃんこ」なんてのもあるらしいぞ。これも後悔するに決まってる。銀座のおでん屋の「お多幸」では「冷しおでん」ってのがあるらしい。これなんか間違いなく後悔しそうだ。
しかしその一方で、そういった冷しナントカものは夏場のデブにとっては実に誘惑のメニューなのである。後悔したくないけど、でも汗はかきたくない。後悔か、汗か…。どっちをとるかで悩んでしまい、ここで小汗をかいちゃったりするのだ。
で、話は甲府の冷しほうとうである。この日、甲府の気温は40度近くあった。しかしメニューを見てみると、「ちゃんこほうとう」、「かぼちゃほうとう」、「豚肉ほうとう」、「辛口カルビほうとう」なんてのもある。ほうとうも最近はいろんなバリエーションがあって、どれも実にうまそうである。辛口カルビほうとうなんて、冷たいビールと一緒にぜひとも食べてみたい…。
だがオレは冷しの誘惑に負けてしまい、冷しほうとうを頼んでしまったのだ。果たして…。やっぱ辛口カルビほうとうにしときゃよかったよ〜。激しく後悔。