いであつしの 『hibidasu』

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◎ ラグジャ解禁。

 某月某日。またラグジャを買ってしまった。
これで4枚目になるのだが、そのうち2枚はニセモノである。最初に買ったのはラルフのオレンジと白の縞々のやつ。近所のフリーマーケットでかみさんが「あなたラルフ好きでしょ」と100円ぐらいで買ってきてくれた。オレンジと白の縞々か。確かその柄は高校ん時に練習でよく着てた清水の東海スポーツで買ったスズキのラグ ジャとおんなじだよ。
うーむと一瞬迷ったのだが、ラルフローレンの誘惑には勝てず、つい着てしまったのだ。
 これがいけんかった。普段家で仕事をしてる時はいつもジャージにトレーナーという格好のオレにとって、襟付きのラグジャはまさにちょっとワンランク上のドレスコードであり、実に便利なことこの上ないジャージスタイルという事実に気づいてしまったのである。
 そうよ、これがわたしのラグジャ解禁記念日。  
それまではたとえどんなに世の中でラグジャがファッションで流行ろうとも、高校のときにラグビー部だったオレは頑なにラグジャだけには手をださないようにしていた。だってオレが着るとオシャレでもなんでもなくて、ホントにスクールウォーズになっちゃう。何しろポジションもプロップだったし。
 しかし、この日を境にオレは変わったね。
ラグジャを解禁してしまったオレを止めることはもう誰にもできない。次は紺系のヤツが1枚欲しいななんて思って、さっそく安売りアメカジショップでラルフの紺と黒の縞々柄のヤツを購入。買ってから気がついたんだけど、この柄の配色って宿敵だった清水南高ラグビー部のジャージとおんなじやないけ。
 しかしそんなことでオレの中に長年たまりにたまっていたラクジャ魂はもう抑えられやしないのだ。こうなると次はラルフのラグジャなんていうニセモノじゃなくて本物のラグジャが欲しくなる。カナダのラガーマンが本当に着ているという「バーバリアン」が欲しい。
 てことで早速購入。これがまたいいのよ、さすが本物は着心地がちがうやね。これでオレの所有するラグジャは3枚になった。しばらくはこの3枚で、ラルフは普段着る練習用ジャージとして、バーバリアンはよそいき用として着ていたのだが、よそいき用がもう1枚欲しいなと思って、先日4枚目を購入したというわけだ。今度のヤツは紺地に赤と水色と白の細ボーダーが入ったバーバリアンで、練習用にはもったいなんで、もっぱら公式試合用の正式ジャージとして着ている。何の試合だよ。

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