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 いであつしの 『hibidasu』

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◎ ビックカメラ渋谷店4階に入ってすぐ右奥の同志たち

 某月、某日。気がついたら、連載してる出版社の編集部はみ〜んな「できればメール入稿でね」ということになってしまっている。
ワープロで書いていちいちFAXでピーと原稿を送ってるのなんてオレだけか?

 今年いちばん最初にショックだったことは、大先輩の綱島理友さんからメールで年賀状がきたことであった。その昔、綱島さんに「もうオレはワープロで書いてるよ」と言われて、「あの綱島さんが・・・」と驚いて、オレもあわてて手書きからワープロにと構造改革したのだった。
その綱島さんも、いまやもうすっかりパソコンオヤジ化していて、ホームページなんかスゲェーったらない。

 そこで今度こそ今年こそは!と一念発起して、去年の暮れについにノート型パソコンを購入したのだ。
もともとウチにはとっくにiMACがあるんだけど、ワープロ体質のオレにはどうもデスクトップタイプってダメね。特にアレはただ置いてあってインテリアとして見てるぶんには「オレもiMACユーザー」という気分になれていいんだけども、買って以来3回ぐらいしか触っていない。
その点、ノート型パソコンは見た目なんかもワープロだし、場所もとらないし、もうこれからはこれで原稿を書いてメール入稿しちゃうんだかんね。どうだどうだ。

 ということで、新年から会う人会う人にそう言いまくってるのだ。
が、実はこの原稿も連載している原稿も未だにまだワープロ書き・・・。
いやちょっといろいろと忙しくってね、ノートパソコンを開けてる暇がないのよねえ。

ということで、先日ワープロのインクリボンが切れてしまったので渋谷のビックカメラに買いに行ってきた。
「もうここには用はないもんね。オレの生涯で二度とここに来ることはもうあるまい」と思っていたはずなのに、また来てしまったよ、4階パソコンフロアの右奥隅に隔離されているワープロ用のインクリボンコーナー・・・。
 まるでレンタルビデオショップのAVコーナーにでも入るかのように、なんでかこそこそしながらインクリボンコーナーに入ると、すかさずお目当てのAV女優のビデオ・・・じゃなかったインクリボンを探し当ててわしづかみにする。 そうして「ぼくはワープロのインクリボンなんか買いにきた客じゃないかんね」という顔をしてすかさずレジまで行くのだ。
この肩身の狭さたるや未だにワープロ入稿しているものにしかわかるまい。

 すると、今日はワープロ用のインクリボンコーナーにオレの他にも同志が1人いるではないか。
しかもソイツは買い間違えないようにと自分のワープロの機種に合うタイプをメモした紙切れを持って、確認しながらインクリボンを探しているのだ。 あー、なんていまどきローテクなヤツ!

あのね、そういうことは早く覚えなさいッ。次回はこのコラムもメール入稿にします・・・(たぶん)。   

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