
はぐれ雲丹のおっちゃんの 『気になって気になってしょうがない』
◎朝めし
ふつーの日は、はっきり言って朝は食欲がないのですよ。コーヒー、ヨーグルト、バナナ・ ・・これくらい。 ところが、ところが、ひとたび旅行なんか行っちゃって、朝めしになると、もうわくわくうきうきで、ビール頼んで、挙句の果ては、無制限お銚子1本勝負まで行ってしまいます。 なぜだ!そう正しい朝めしに弱いんです。なぜか頬がほころび、自然と「ビールいっちゃいたいな〜あ」 なんて、一人でにやにやしてお膳にならんだ品々を吟味します。
たいていメニューはどこも同じ物なのですがそれゆえ、安心して朝ビー態勢に入れるわけです。まず鯵の開き、小ぶりで油も乗ってい なくて冷めてる場合が多いのですが、いつもより丁寧にほじくっちゃいます。半身でつまみ、のこりがおかず。
次に味付け海苔、枚数が少ないのでいつもより計算しながらもったいぶります。ハムとレタスのサラダ、こんなのいつもはまじめに取り組まないんだけどドレッシングにしみじみしちゃうんです。たまご、あちきは生卵はだめなんすけど温泉卵になると、もう最高っす。ズルっちゃいます。そして、ひじきの煮物、これなんか、本当にまじめに取り組まないよね、いつもは。ところが、伊豆の民宿のひじきの煮物はちょっと別格でスーパーのパック物とは似て非なるもんです。一本一本が太くてこくがあって、うまいよー、ビール追加。 かまぼこ3切れ。これも、普通は邪険にするよね。一口で行かないで半きれづづ皿に戻し たりしてもったいぶる。 香の物、いわゆる、おしんこ。これも、その民宿オリジナルのたくあんなんか出てきた日にゃ、三枚しかないたくあんの大事にあつかうこと、もう大変。ちょっとゴージャスになると湯 どうふがセットしてあったり して、思わず、「俺への挑戦と見た」とか言って腕まくりなんかして、ビール追加。ゴージャス系では味噌汁が夕べのイセエビの姿造りの殻の具で出てきたりするのも有り。しみじみだね。もったいぶって、 冷めちゃったりしてね。 これは、自慢していいのかみっともないんだかなんだけど、うちの家族、お櫃のご飯を残すのがいやみたいで、全員で3杯飯以上くって空にしちゃうんです。そのご飯もなんか炊きたてで、けっこうおかず無しでもいけちゃう場合がおおくて、あー腹いっぱい。なぜか、前日の夕飯の冷めた天ぷらとかが納得いかなかった自分なのに、さわやかに,朝から朝ビーの3杯飯にうきうきなんですね。なんか、これ目当てで泊まり来てるみたいだよ。 んで、たまに二日酔いで望む場合があるんだけど、ひどいときは、その気持ち悪さよりも食べれない悔しさの方が 大きかったりする。 そんなときほど、かますの干物の上等なのが出て、人生最大の不覚(なんて、おおげさ か)。 だから、よくテレビ東京なんかの旅シリーズで「朝ご飯のおいしい宿」なんかあると、気になっちゃうわけ。 それじゃあ、家で同じメニューで朝ビーやれば?となると、ちがうんだな、これが。 やっぱり、TPOをわきまえた上で正しい朝食を取らねばネ。とか言っても、ただビール 飲みたいだかけかもヨ。 今年は、どんな朝めしに遭遇できるかたのしみっす。ほいじゃーね。