はぐれ雲丹のおっちゃんの 『気になって気になってしょうがない』
◎「潮干狩りに勝負をかける」
わたくし〜生まれも育ちも富士なんですが、潮干狩りがすきなんです。私だけでなく家族中がです。この5月の連休近くなると、浜名湖の潮見表なるものがあって、スケジュールあわせに大検討会っす。
なぜ?それはですね〜。潮干狩りでほじくってきたアサリがものすごくおいしいんですよ。 もう、桶につかった新鮮そうにみえるスーパーのであっても、ぜんぜん違うんですよ。
大バケツ2杯ほど取ってきて、一日目はまず「味噌汁」と「酒蒸し」。これはこれはもう 最高っす。 味噌汁がビールのつまみになっちゃうんだから。味はですね〜、潮の香りが残っていまして、塩っ気は、海の塩水がきいてて、変な臭みがなくて、身はプリプリでなんか下ネタに喩えたいくらいで、うまいんですよ。二日目はスパゲティーです。さっぱり味のアサリスパです。 家族全員、おじいちゃんまでウハウハ言って大盛り食っちゃいます。んで、だいたいこれでたくさんあったアサリも底をつきますが、余れば味噌汁のリターンマッチですね。 酒蒸しもバターにんにく蒸しにしたりと、これもまたたまりません。
あと、これは重要なことかもしんないけど、本能の充足ですね。ほら子供のときやたら砂場とか庭をシャベルやなんかでほじりませんでした?やたら穴を作っちゃって怒られませんでした? それが、許されるんですよ。許すも許さないもほじんなきゃ貝が取れないわけですから。 私ら家族は船着場に準備万端で到着すると、円陣をくんで気合入れの声かけをして船に乗り込みます。2時間の勝負です。実際は2時間以上になると腰が痛くて、寒くて、鼻水出ちゃうし、女集はトイレが近くなっちゃうし。気合入れたのが切れてくるんですよ。気合倒れっつうやつ。(ある?)格好も「ほじり系」(ある?)でいがいにに5月の日差しは日に焼けるんで露出系は避け ます。 てぬぐいの「ほおかむり」なんか現場ではイケてます。ナイロン系の撥水ものもキーアイ テムです。 ともかく、渡し舟で行くんですが水が無かったり、浅いところには小さいのしかいません。50個にひとつくらい取られそびれの2年物のでかいのが出ますがこれはおまけです。 大きいの(直径4センチくらいの)は膝ぐらいつからないといません。 そんなわけで、勝負をかけての毎年の恒例行事に子供も大きくなって戦力UPで漁獲量もふえて、勝負に負けなくなりました。なんつったて子供が幼稚園の頃は勝負になりませんでしたから。さて、今年のアサリちゃんの育ち具合はど〜かな?
(2002.4)