
加藤茶犬の 『番犬商売』
◎茶犬のパーツ健康道
しばらく番外編・茶犬、舞台を目指して棒にあたる @
知っている人は少ないのですが、茶犬は10年ほど、演劇に携わっています。
主に出演者なのですが、その10年の間に、普通に就職したり、ブランクをおいたりして現在にいたっているので、多くの「そのためにすべてを賭けている」関係者さんたちを見ていると、自分のことを「役者」とか、口に出すのも気が引ける。でも、なんだか携わりつづけてきました。
茶犬の母は、「あんたがこんなことになったのは、私のせいかも」と言います。母は芝居を観るのが結構好きで、遅く生まれた私を置いて子離れした自分の友達と出かけることもできず、常に観劇にも連れて行ってくれました。実は幼児の私は、お芝居に行くと、大好きな「チェルシー・バタースカッチ味」が無条件で買ってもらえるのが嬉しくて、しかも芝居の間中ずっとそれをなめているので騒ぐこともしなかっただけなのですが、母やその友達は、「茶犬ちゃんは偉い、お芝居静かに見て、好きなのね」と言っていたらしく、それで、「私が刷り込んだ」と母は信じているようです。
母の説が正しいのかどうかは、茶犬の無意識下にあることなのでわかりませんが、さほど目立ちたがりというわけでもないのに学芸会ではやけにはりきるなど、やはり小学校くらいからその気はあったようです。1年生の時の学芸会では「おおきなかぶ」の猫役がやりたかったのに、「茶犬ちゃんは体が大きいから動物役は変だと思います」と皮肉屋の男の子に言われ、おばあさん役になって泣いた記憶はいまだに鮮明です。おばあさん役、結構熱演しましたが。
そして中学でも高校でも、特に演劇少女というわけではなく、学園祭に燃え、クラブは運動部、クラスの男の子たちとグループで遊んだり、と存分に楽しみつつも、なぜか、演劇関係とは途切れることなく、大学時に旗揚げした劇団を決定打に随分はまり込み、その後もすっぱりと離れるタイミングはいくつもあったのに、ここまできました。
そして、この12月。なんと2年ぶりに、ある舞台に出演することになりました。スタッフとしてではなく、舞台に参加するのは本当に久しぶり。できるのか?本当に?とこわごわはじめてみましたが、こんなに大変だったか・・・というのが正直なところ。
しかも役どころは、「女である以外売りのない、頭の足りない安モデル」ときた!頭の方はおいとくとして、まずどう考えてもモデル体型ではないので、「安モデルもどき」の容姿の悲哀はクリアかもしれません。が、普段から超大股歩行、パンプスを履けばよちよち歩き、豪快なモノの取り扱いで鳴らしているこの私、脇をしめて過ごすだけでも大変です。「パーツ健康道」を考えてる場合じゃないよ〜、ということで、12月までの茶犬のページは、舞台本番までの七転八倒・悪戦苦闘・山あり谷あり・なのにおそらくへなへなの茶犬ルポにすることにしました。私は連日の稽古で、おそらく寝不足・不規則生活に陥って体調管理がやっととなり、パーツ健康道精進はしばらくおあずけになりそうですが、みなさん!私の分も精進を!!次回更新時に、12月の舞台のくわしいご案内をします。