加藤茶犬の 『番犬商売』

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   ◎茶犬の勝手に番犬

     その1.近所の小学校の運動会を番する

 こんにちは、茶犬です。「パーツ健康道」もそろそろ話が尽きてしまったので、新シリーズにしてみました。頼まれなくても、自分がしたいものを見つけたら番してしまう「勝手に番犬」。今日は運動会の日、小学校の校庭を番犬レポートします。

 5月の大晴天のもと、つつがなく運動会は始まりました。
近頃の学校は来校者チェックが厳しく、特にビデオ、カメラを持っている人は一目でわかるよう目印をつけられます。それにしてもビデオ片手のお父さんの多い事多い事、噂には聞いてましたが驚きです。ベストポジション争いも熾烈で、中には花壇の細いレンガの上でぐらぐらしながら撮っているお父さんも。
 しかしこれだけあると、ビデオカメラの進化の変遷がたどれて面白いものです。それでつい、「むっ、10年以上前のものとおぼしきこの大きなカメラ、このお父さんの子は5年生以上?」「2年生の競技を熱心に撮っているこのお父さんのカメラからして、上にもきょうだいいるんだな」「入学をきっかけに買ったカメラかな?超小さい!」など、色々推理しては、休憩時にお父さんのところに駆け寄ってくる子どもをチェックした茶犬でした。
 そして、もう一派、注目すべき撮影者たちを発見しました。それは「おじいちゃん」たち。「おばあちゃん」たちは、キャラクター付きビニールシートの上で、黄色いプログラムを額にかざして日除けしつつ座っているのですが、帽子とポケットいっぱいのベストを着こんだおじいちゃんたちは一様に首からカメラを下げ、精力的に動き回ってます。歓声をあげながら手を振り、更に写真を撮る元気いっぱいのママさん達に押されても、無言でシャッターチャンスを狙うおじいちゃんたち。そう、今は、子ども一人に保護者3〜4人体制なんて当たり前なのですね。少子化ってこういうことなのかなあ、などと、考えてしまいました。
(とってもヤングな両親とそのきょうだいらしき10代の若者3人、白髪をゴムでまとめて作務衣を着こんだおっさんが巨大な青いビニールシートを広げて陣取っているのも見ました。運動会とは思えない不思議な光景でした。)
 さて、「番犬」というからには、何かを守らなければなりません。急に使命感に燃え、不審者はいないか?!とぐるり周囲を見まわしましたが、受付チェック、パトロールも充分で、茶犬の出る幕ではありませんでした。むしろ、知らずに禁止されてる自転車で乗り付け、他人をじろじろ見ている茶犬の方がよっぽど不審者だったみたいです。あーぁ、茶犬の番犬、さっそく失敗か!

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