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 加藤茶犬の 『番犬商売』

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   ◎茶犬のパーツ健康道

     しばらく番外編・茶犬、舞台を目指して棒にあたる B

決まらないセクシーポーズ
 さて、まったく休みなしという、異常な日程で進む稽古。二年以上ぶりの舞台に張り切る茶犬ではありますが、一応、職も持ち、家のこともやってる身なわけで、毎日をへろへろになりながら過ごしています。
さらに、先日も書きましたが、今回は普段の私とは気持ちの持ちようも、体の動かし方もまったく異なる役柄。よくぞ、この役を私に…と、キャスティングに改めて衝撃を受けたりして。なんたって、安いとはいえ、完全な勘違い野郎とはいえ、高慢ちきなモデルですからね。「茶犬」と名乗ってる自分とは、あまりにもかけ離れたキャラクターなのはすぐにわかります。これまでの芝居の時のように、自分に似たところや違うところを手がかりにして、その役の人となりを考えたいのですが、彼女は結構遠くにいて、なかなか進まない。変な人なのはわかる。この話の中でほぼイロモノに属しているのもわかる。でも、人として掴まないことには…あーでもない、こーでもない、と困惑の日々が続きました。
 そんな時、いつまでもらちのあかない茶犬に業を煮やした演出家さんが、ついに、「やってごらん、このくらいのこと!!」と、突然、セリフの際の決めポーズを作り、『振り付け』をはじめたのです。しかも、今回の共演者の中の、すっごく踊れる女優・Sさんの手を借り、掌が常に身体のどこかに吸い付いているようなセクシーポーズの連発。茶犬、やってみましたよ、そりゃあ。でもですね、Sさんはかっこいいですよ、決まってますよ。ぐぐっとくるでしょうよ。だけどさ、私がやっちゃいかんですよ、あれは。端から見たら、「かゆいの?」「くすぐったいの?」というレベルであります。しかし、そんな茶犬のひがみをよそに、演出家さんは、その姿が大変気に入った模様(妥協したのか?)で、「勘違いしてる人なんだからさ、決まってたら逆に変だよ」と、とてもごもっともなような、とほほのようなコメントを残し、着々と稽古は進行中です。「はいっ、そこであのポーズ!」って言われて、毎日かゆかゆポーズ連発の私・・・、へ、変じゃないかしら?

それではそんな、茶犬の出演舞台のご案内です。
興味のある方はお気軽にメールくださいね。

ACTネットワーク Vol.4
『傘とサンダル』 作・岩松了 演出・西原れん
12月13日(木)〜16日(日) at こまばアゴラ劇場
前売り 2800円/当日 3000円
詳しくわかるチラシはこちら

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